農業経済研究のためのウエブ・サイト紹介
0 はじめに
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インターネットの世界はまことに膨大です。WWW (World Wide Web)にかぎっても、どこにどんな情報があるかを探し出すことは容易でありません。そこでいくつかの情報検索手段が開発されています。一般に情報検索にはディレクトリ型とロボット型とあります。前者は大分類から入って中小分類に分け入って探します。それに対して後者はキーワードをもちいて探し出すやり方です。百科事典を例にすれば目次はディレクトリ型で、索引はロボット型になるでしょう。ロボット型とはおかしな名前をつけたものですが、それは検索作業をすすめるのに「ロボット」とよばれるソフトウエアをもちいることによります。
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この「農業経済研究のためのウエブ・サイト紹介」は研究に必要な情報収集の手助けを目的としています。検索の型としてはディレクトリ型です。どのサイトにどのような情報があるかについて、具体的にわかるように努めました。そのためサイトが提供する情報について、下の階層までふみこんだ紹介を試みています。
ここではWWWサイトを次のように分類しました。まず国内のサイトと海外のサイトに分け、それぞれを、提供する情報のカテゴリーによって基礎数値データ、問題分野別、農産物品目別、WWWサイト集に分けました。そのうえで個々のサイトが提供する情報の内容を紹介しています。
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そこでたとえば食糧制度に関する情報がほしいとします。その手の情報を提供しているであろうサイトを問題分野別のなかから探し出してください(たとえば[農業政策]のなかの食糧庁)。そしてアンダーライン個所をクリックすると情報が表示されます。
つぎに米価に関する情報を集めるとします。米価情報を提供しているであろうサイトを問題分野のなかから探し出す(たとえば[農業政策]の食糧庁など)こともできないわけではありませんが、ここでは品目別で探すほうが容易でしょう。品目名が明確な場合には、できるだけ品目別分類のほうにいれているからです。
WWWサイトとその情報内容は、印刷刊行物よりはるかに頻繁に変更されます。印刷刊行物にくらべて更新が容易だからです。この点はWWW情報の長所であるわけですが、同時に困ったことも生じます。ここで挙げているサイトとその情報内容についても、いつどのように更新されるかわかりません。あなたの研究に重要なサイトと情報内容についてはフォローを怠らないようにしてください。
<参考>
もしもインターネットで情報を探すことに慣れていないとお思いなら、次のWWWのサイトを訪ねられることをおすすめします。
http://www.jca-can.or.jp/laboratory/labo4/internet_presen/presen00.htm
これは「インターネットで探す世界の食品情報」と題した増田寛行氏(日本缶詰協会研究所)のプレゼンテーションです。まずこれまでインターネットで試みられたいくつかの情報伝達のやり方(Telnet, FTP, E-mail, NetNews, Gopher など)を紹介した後、現在もっとも代表的なWWWをもちいた食品情報の探し方について、実例に即して説明しています。
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